UCLAエクステンション畏るべし

e0079475_3374284.jpgUCLAは、ものすごく大きな生涯学習センター(←この訳語じたいそもそも間違ってるかもしれないけど)を持っている。その名もUCLA Extension。この9月末から始まったセメスターのカタログ(表紙の写真→)を入手して、ぱらぱらと見てみたけど、すごい、規模が。まず、カタログが新聞紙に近い薄い紙質で、変形B4版250ページってところからして、日本の各大学が経営する生涯学習センターとはそもそも桁違いだ。社会の中での大学の機能のあり方が、そもそも日本とはまったく異なっている、ってことが前提としてあるんだろうけど。
 で、わたしが興味を持っているパフォーミング・アーツ系のページを見てみましたけどね。スケールがね、違うんですよもう。UCLAエクステンションの中に、Department of Entertainment Studies and Performing Artsって学科がちゃんとあるのだ。年間で500講座、600人からのゲストスピーカー(受賞暦のある映画監督とかミュージシャン、マルチメディア界の第一線にいる人たちとか)・・・。e0079475_4161174.jpg修了証も出るらしく、最短で1年、ゆっくりやって2~3年だそうな。これもう、ほとんどカレッジみたい。UCLAの本体の中でエンタメ関係の学科がどんな風に設置されてるのわたしまだちょっと知らないけど、ここのエクステンションだけでもすでに充実! 想像だけど、大学の授業を兼ねている講座もあるのでは?
 わたしは、コトバがネックで授業について行けないのは明々白々だけど、それにしてもちょっと覗いてみたい、という講座がごろごろしています。
◇Acting for the Camera
俳優さんになりたい人のための、演技の授業。で、特に、カメラが回ってるときにどんな演技をしたらいいかを教える授業、らしい。なんか、この授業そのものがパフォーマンスになりそうで、ちょっと面白そう。カメラのあるなしで生じる演技の差異って、傍で見てたら多分笑えそうで☆
◇Comedy Boot Camp
カメラが1台のときと、数台のときとで、喜劇俳優には異なる間合いが求められることが多いそうで、そのあたりのことを学ぶのだとか。これも、傍で見てたら面白そうだな。
◇Art of the Pitch
エンタメ界でやって行きたい人が、就職の面接とかで、自分を売り込むための方法を学ぶ講座。すごいね、エンタメの学科で、エンタメ界志望者が、エンタメ界で活躍中の先生の演技指導とかを受けつつ、面接の予行練習ですか。メタですわー。しかも、これ単位になる授業なんだよねー。あ、でもこの授業は、聴講者不可みたい。その分マジなのね、きっと。
◇The Craft of the Assistant Director
読んで字の如し、アシスタント・ディレクター養成講座。ADさんのもろもろのお仕事を、実践的に体験して学ぶらしい。スケジュールを書き出したりとか、いろいろ道具とか使ってディレクターを補佐するコツとか、あと、役者がやりやすくなるような雰囲気作りとか・・・?ふうむ。こういうことも、授業になるんだね。っていうか、もしかすると、日本でも、エンタメ関係の学科を持ってる大学とかでは、こういうこともやってるのかなあ?どうなんだろ?

演技の授業とかは、やっぱハリウッドが近いだけあって、舞台のためじゃなく映像のためのものが多いみたいですね・・・。あと、とにかく全般的に言えるのは、どれもこれも、授業としてというだけでなくって、それ自体がパフォーマンスとして、面白そうだってことかなあ。もちろん、ただ単に公開授業とするだけじゃあ、お金を取れるようなパフォーミング・アーツとしては成立しないだろうけど、いっそのこと、こういう講座をいくつも並列して組み立てたような芝居があったら、なんか結構おもしろそうじゃないかなあ。どの講座にも、同じ先生がいるとか、同じ生徒がいるとかさ。あと、Aの講座の①っていう生徒がBっていう講座の②っていう生徒とシンクロ(なぜ?なんのため?)してるとかさ。
いつのまにか、話が横道にそれてしまった(笑)・・・。なんにせよ、躍動感いっぱいの、UCLAエクステンション、ってことで(←カタログで見ただけだけどね~)。
 
◆おことわり◆
上記の講義要項抜粋は、わたしのしょうもない英語力で、「だいだいこんな意味だろな」と思いつつ書き出したもので、誤りがある可能性もあります。正確な情報については、UCLAエクステンションの公式サイトをご覧ください。

追記 2004年の東京国際映画祭で、このエンタメ科が講座をしたみたいですね。
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by la37_losangeles | 2005-09-30 04:37 | UCLA


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