お悔やみ

本田美奈子さんがなくなったというニュース、さっきネットで見ました。38歳・・・。なんって、若いんでしょうか!
わたしは大ファンと言うわけではなかったけれど、細い細い腰をくねらせながら、身体に似合わぬドスの効いた声で「マリリン」を歌っていた彼女が、ミュージカルへと方向転換したころから、ココロの底でだけですが応援していました。
不自然なほどに立ったあのキャラに、目のやり場に困ったアイドル時代。それでいて、最初から、彼女にはいわく言いがたい存在感を感じていました。あの荒削りの原石のような存在感と、放っておけない気持ちにさせる人間くささの微妙なバランスが、ミュージカルという新たな土俵で、周囲とどのように調和していくのか、そしてその調和の中から、どうやって新たな彼女らしさを生み出していくのか、わたしはひそかに楽しみにし、彼女の活躍をたまにニュース等で耳にしては、少し嬉しい気持ちになったり、どういうわけだか自分のことのように誇らしく思ったりしていました。バブルの時代に甘やかされて育ったわたしの世代が、90年代の大不況時代を迎えて、「使えない奴ら」のレッテルを貼られていく中、わたしは、ひたむきさ、果敢さ、危うさの混在したあの本田美奈子という歌手の中に、一条の光みたいなものを見出していたのかもしれないと、今になってつくづく振り返ります。
ほんとうに、残念です。残念でたまらない。どんなにか無念だったろうと思うと、心が痛みます。ほんの少しでも、納得して、腹を括って最期を迎えられたものと願いたいです。心から、ご冥福をお祈りします。
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by la37_losangeles | 2005-11-06 17:59 | パフォーミング・アーツ


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