Billy Joel Live in LA Staples Center

昨日、一日出かけておりまして、夜は、ビリー・ジョエルのライブに行きました。
えっと、秋に行ったポール・マッカートニー同様、ビリー・ジョエルに関するわたしの知識は、平均的日本人なみのそれです。曲名まで言える楽曲数、5~6曲。CD買ったことなし。なので、当然のごとくセットリストはかけまへん。感想も断片的です。それでも記録として残しておきたいことを幾つかかいつまんで。



なによりもまず、歌がうまいのが印象的だった。あたりまえか。
これってポールの時も思ったことだけど、実は音域3オクターブくらいは余裕であるのに、高い声を高い声と認識させないうまさ、があります。日本だとえっと(ビリージョエルと比べちゃいけないですが、まあ一例ってことで)、コウダねえさんは音域広いけどあんまりそれを感じさせないかなあ。それと、一時期の吉田美和がそうだったかなあ。一方、かつて広瀬香美が出てきたときは、う、高い、と思いましたが、実は声が細いから、よりそう思ったんではないかな、なんて・・・おっとっとでも、実際にキーを比べてみたわけじゃないので間違ってたらごめんなさい。
いずれにせよビリーは歌唱に一切の無理がなく、聴いていて本当に心地良いです。

それと、この超有名人をつかまえて今さらナンですが、「ああ、唯一無二の大スターなんだなあ」と改めて実感。「ビリー・ジョエルって・・・に似てるね」なんて、誰も言わない。ビリー・ジョエルは、ビリー・ジョエル。そして、彼の名曲の数々は、リアルタイムでずっと愛され続けている。ファンもずっと、ついてきてる。奇跡だなあ。

あと、面白かったのが客席の様子。わたしの席はスタンド後方、ビリー・ジョエルの表情なんて肉眼では見分けられない、って距離。アリーナ前方が常に盛り上がっているのはたまに双眼鏡で見てわかりましたが、わたしの席あたりではみんな、タノシそうではあってもほとんど着席のまま。でも、コンサート後半で、40代くらいの女性が立ち上がって上体をものすごくゆらしながら踊りまくりだした!これがまた、「あたしったらビリーが大好きで大好きでしょうがないのよお~」「わたしの幸せ、届けステージまで!(←いやほんとにこんな感じだったんスよ)」みたいな感じの破天荒なバカっぽさで、見ててすごく面白くて楽しかった。もっとも、もしも席が彼女の真後ろだったら、そんな風には思えなかったかもしれないけど・・・。彼女結局、最後まで踊ってたな。う~ん、そんなあなたが、わたしはまぶしかったよ。

そして、アンコールは、3回、だったかな。ちょっと、2回と3回の境界が曖昧だったのですが・・・。最後の最後、彼が客席をなんとなくじらして見せたあとようやくグランドピアノに座りなおし、いつの間にか準備されていた、ハーモニカをひょいと、頭にかぶせたときは、思わず「そうこなくっちゃ!」とつぶやいてしまった。そして、♪It's nine o'clock on a Saturday ♪とはじまったときは、ン十年ぶりで、E.T.が荷かごに乗った自転車が浮かび上がったときに反射的に涙が出そうになった瞬間を、思い出しました。サビの ♪
Sing us a song, you're the piano man
Sing us a song tonight
Well, we're all in the mood for a melody
And you've got us feelin' alright
のところは、自然発生的に、客席による大合唱。ああ、英語で歌詞を覚えていたらわたしも一緒に歌えたのな。
歌は世につれ世は歌につれというけれど、二万人の人が知っている歌をわたしも知っているという実感・・・これを幸福と呼ばずしてなんとする(笑)。おかげで、一晩明けた今朝も、なんだかとても幸せなキモチです。
いつもスマンね、さんきう、オットよ!
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by la37_losangeles | 2006-04-07 03:46 | パフォーミング・アーツ


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