ひとひらの、サミシサ

e0079475_859478.jpgLAに来る前に長期滞在した国は、自分の将来の仕事に直接関わってくる(というか関わらせねば、という意識が常にある)国なので、そこを去ることになっても、別れが寂しいとは思わなかった。実際、その後何度となくその国には行っているし・・・。けれども、こんどまたいつ来るかわからないLAを去るのは、思ったよりもずっと寂しいものなのだなと、今日思った。

e0079475_1283220.jpgコリアン・アメリカンのある友人。彼女は、わたしの10数年来の友人「Tちん」のそのまた友人。わたしがものぐさで、なんと合計2回しか会うことができなかったけれど、とっても温かい、気持ちの優しい人だった。今日も、わたしが運転に自信がない(←結局最後までそういうことを言い続けたわたしであった)と言ったら、ランチの場所はわたしの家の近くでいいからと、片道二時間近くかかるところを会いに来てくれた。(場所は、このまえTOMOKOさんに教えてもらったJin Patisserieという、いい意味でちっともアメリカらしくない、日本のどこかの洒落たケーキ屋さんみたいな、繊細な味の料理やお菓子を出すお店。すでにテイクアウトのチョコレートはトライ済みだったので、今日は店内でランチをいただこうという算段。落ち着いているのにどこかポップで、とても居心地のいいお店。しかも料理がとってもおいしい)

ランチを食べたあと、家まで車で送ってくれて、ハグをして、彼女の車が動き出したとき、「あ、もしかしたら次はいつになるのか、もう全然分からないんだ・・・」と気がついた(←遅い!)。しかし時すでに遅し、今さらなにをできるわけでもない。車が見えなくなるまで手を振るより他なかった。

友人の、友人という縁で知り合った彼女。うまく言えないんだけど、縁って大事だ。奇跡みたいなものだ。誰かと、誰か。何かと、何かが、実は繋がっているということって、世の中にはたくさんある。そして、その「たくさん」のうちのほとんどが、誰にも知られることなく埋もれていく。時が過ぎる。そりゃもちろん、できれば知らずに済ませたかったつながりだって、あるかもしれない。(たとえば、今日偶然スーパーのレジでとなりにいた人が、実は昔わたしの家にドロボーに入った人だった、とか・・・笑)でも、嬉しいつながりは、それを知るだけで、「生きててよかった」って思うものだ。それを一つでも多く発見するためにこそ、生きていかないといけないんだな、とさえ思う。
Tちん、いいご縁を、ありがとう。そろそろ、日本に帰るよ。そしたら、Mちゃんの近況を手土産に、遊びに行くからよろしくね。                    BGM :kagebouchi w-inds.
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by la37_losangeles | 2006-04-12 09:06 | LA周辺そぞろ歩き


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