サンフランシスコその4 雑感~ふたつの、「あめりか」~

e0079475_13171893.jpge0079475_13174621.jpg3泊4日でしたが、実に実り多い旅でした、毎度毎度ありがとう、オット!(とまず謝意表明!)お礼がわりに、オット撮影写真を2枚。ホテルのバーで撮影しました。左は、ワイングラスの行列。右が、ライトアップされてたリカーコーナー。

LAがラテン系アメリカンなら、SFはヨーロッパ系アメリカンでした。地形の問題や、都市計画の歴史なども大きく影響しているのでしょうけれども、現状だけを見比べると、LAは車社会。縦長の建物はダウンタウンやセンチュリー・シティーを除いてかなり限られていて、住民にはラテン系アメリカ人多し。スペイン語が街に飛び交い、レストランの厨房や給仕さんの多くはラティーノ。そして気候は、1年中温暖でからりとしてさわやか。一方のSFは、公共交通網(ケーブルカー、バス、メトロ)が発達し、家と家はヨーロッパの町並みにも似て壁をピタリとくっつけた、縦長の箱型。町で多く聞かれる外国語ナンバーワンは??スペイン語?いや、おそらく中国語、かな・・・。レストランや食べ物屋さん、スーパーの店員さんには中国系アメリカ人が圧倒的に多い。気候は不安定で冬は寒い・・・。

どちらが良いかという問題ではなく、同じカリフォルニアという州の中に、これだけ性格の異なる二つの都市が北に一つ、南に一つときっちりとコントラストをキープしながら存在していることが、すごく面白いと思いました。そういえば、日本も、カリフォルニアみたく縦長だし、北海道と沖縄(あるいは九州かな)では、文化があまりにも違いながら、どちらも日本なわけで。

最後にエピソードを1つ。3日目の夜、ホテルのバーでワインなどいただきましたが、ここのバーテンさんが、すごく感じのいい人だった。まだ30歳には手の届いていない感じで、若い人でした。なんでも、UCLAで、化学関係の勉強を6年間だかがんばってやっていたんだけれども、自分にはどうしてもそれは向かないような気がして、毎日毎日本を読み実験に明け暮れる生活が苦しくて、どうしようかと思っていたところ、彼の兄弟2人(だったかな)が、サンフランシスコでレストランを開くから、LAは引き払ってこっちにおいで、と誘ってくれたのだそうです。そして、意を決した彼は、住み慣れたLAを離れ、今は飲食の業界にこうして足を踏み入れているのだとか。人生を180度ひっくり返すことはきっと勇気が要っただろうに、ああしてタノシそうに、しかも責任感強く丁寧に今の仕事をしている彼。LAのことを話すときに、うれしそうに遠くを見つめる様子が印象的でした。きっと、UCLAでの勉強も、一生懸命やっていたのではないかなあ。だからこそ、新しい道を選んでもまっすぐに前を向いていられるのじゃないかなあ。二つの場所、今と昔への思いを、それぞれに大事にしている人がきびきびと働く姿は、見ていて気持ちがよいものでした。
[PR]
by la37_losangeles | 2006-04-17 13:39 | LA周辺そぞろ歩き


<< お知らせ サンフランシスコその3 その他... >>