つたない文章にお付き合いいただき有難うございました。

4月29日夕方、無事日本に戻ってまいりました。今日は東京の実家に一泊しています。時差ぼけで夜9時には布団に入りましたが、やはり時差ぼけで、朝の3時に目が覚めてしまいました。LAは今、29日の午前中ですね。だいたい、午前中に記事を書いていた私だから、今こうしてブログ最後の記事を書こうとしている私は、まだLA時間にどっぷり浸っているということになりますね。

しかし。帰国しましたよ、確かに。

すべてがビッグ・サイズの大雑把さ。鮮やかな色彩。海の音。ヨット・ハーバー。スペイン語なまりの英語。無理やりにでも人にハンドルを握らせる車社会。大きな大きな大学UCLA。日本語が通じるレストラン。土日のオムレツ。フリーウェイを90マイルで飛ばす車たち。

順番待ちの列に割り込む白人女性。ウインカーを出さずに突然曲がる車。クレームをつけると「人間だから、ミスはあります」と、冷静に言い放つ、悪意なき従業員。タバコではないらしい紫煙をコンサート会場でくゆらせて退場させられた観客。

80ドル払えば誰でも自由に本を借り出せる大学図書館。無料で楽しめる博物館。アメリカに移植されたヨーロッパ、ゲッティ。

こうして書き連ねていたら、いつまでも延々と続いてしまいそうです。しかし、1年前に日本を発った時には、これほどまでに、アメリカの一都市での暮らしを楽しむことができるとは思っていませんでした。20年ちかく、別の国の文化を追いかけてきた私には、アメリカは、「わたしが選ばなかった国」だったのです・・・。
しかし、日本で見るアメリカは、わたしがLAで体感したアメリカと同じものではありませんでした。住めば都とはよく言ったもの、気がついたらわたしはかの地での暮らしを心から楽しんでいたと思います。

わたしの人生に、またひとつ「ふるさと」が増えたことを、誇りに思っています。

次にLAに行くときは、わたしをかつて懐に迎えた1年間を、かの都市に誇りに思ってもらいたいなあ。そういう前向きな生き方を、これからしていかないとなあと、時差ぼけの頭で、しかしながら心からそう念じつつ、筆を置かせていただきます。
[PR]
by la37_losangeles | 2006-04-30 03:53 | その他


<< 新ブログはじめました♪ ブラック・ライダー in アー... >>