カテゴリ:パフォーミング・アーツ( 21 )

Le Reve

Le Rêve : a small collection of imperfect dreams. Created by Franco Dragone.
-以下ネタバレ有りです。ラスベガスでショーを見る予定の方、お気をつけください-

e0079475_123991.jpgラスベガスのwhnnでやっているショー。whnnのタワー部分の外観は写真のとおり。でも、地上数階のところあたりは横にどわーっと広く、カジノ、宿泊施設、劇場、モールなどがどっちゃり。できたての施設なので、他の施設に比べてあきらかにピッカピカでした。
私が見たのは、18日19時30分の回。まずもって、劇場を探すのに苦労してしまった。だって、ラスベガスのホテル内の劇場は、大体において「theatre↑」とかいう感じで指示ネオンが出てるのに、whnnでは、それが「showrooms→」ってなっていて、まずもって、この「ショールーム」っていう単語が劇場を意味するということに気づくのに時間がかかってしまってウロウロ。だって、日本語で「ショールーム」って言ったら、マンション分譲のための宣伝でしょ、たいていは・・・などと、余計なジャパニーズイングリッシュの知識にすこおし恨みを抱きつつ、しかし時間に余裕を持っていたので開演時間の20分前には着席。劇場のかたちは、舞台を真ん中にして、その周囲を円形劇場形式に客席が囲っているというもの。どこに座っても見やすい劇場。
開演の10分前には、ファンサービス的なパフォーマンスが始まり、「あれえ、これってもう始まってるってこと?」などと思いつつまだデジカメで劇場内をぱしゃぱしゃと撮影していたら、パフォーマーたちがまとまってポーズを取ったりし始めた。どうやら、開演前のカメラ撮影サービス時間らしい。ちなみに、上演開始後のカメラ撮影は、もちろんNGでした。
 
e0079475_9565992.jpgそれで、ショーそのものはどうだったかというと。Le rêveというタイトルが示すとおり、夢をテーマにしたショーで、台詞の類いはほとんどなく、パフォーマーのアクロバットとちょっとした演技マイム&ダンス、そしてプール兼舞台を埋め尽くす水の流れ&しぶきの織り成す、おもちゃ箱をひっくり返したような大騒ぎ、といったところ。テーマとしては、ピエロが見た夢の連鎖、といったものらしく、赤いタイツのピエロが1人最初から最後まで板つき。しっかし、ショーのサブタイトルは、「a small collection of imperfect dreams」となっていたけれど、ショーの規模(水を使ったスペクタクル性もさることながら、プールになったり段差ができたりといろいろに使える舞台装置、そして宙吊り・・・それに、入場料金も高かった・・・150ドルなり)から考えて、「どこがスモール?」と思ったりもしますが(笑)
圧巻は、アクロバットのパフォーマーたちの鍛え上げられた身体とそのパフォーマンスでしょうね・・・。特に、劇場の天井のほんとのてっぺんまで吊り上げられたパフォーマーが、そこから真下のプール舞台へダイブするのは、ちょっと、すごかったな・・・。天井、高さ何十メートルくらいくらいなんだろう・・・。高さの感覚ってよくわからないんだけど、5階建ての建物の高さくらいはあったかという気がする。人間の身体って、訓練すると、想像をはるかに超えたことができるようになるものなのだなあとちょっと感動した次第。
それから、お決まりのパターンではありますが、夢の登場人物は、基本的に異形のもの、という考え方らしく、カメレオン(トカゲみたいな???)化した人間、サタンをイメージさせる角を生やした人間なんかも結構登場してきました。それでもちょっと、へええ、と思ったのが、そういったバケモノ系の人物たちと同列の扱いで、おなかの大きな女性たちが複数登場してきたこと。大きなお腹が様式化されて表現されていました。妊婦は、異形のものなんですね。ううむ。考えらせられます、いろいろと・・・。夢も妊婦も、何かを「生む」モノ、っていうことなのかなあ・・・

記念にパンフを買いました。なんでこう、ラスベガスのショーとかブロードウェイのミュージカルとかのパンフって、やたらに黒いんでしょうかね・・・・。黒を使わずにショーのすごさ・贅沢さを表現できるパンフデザイナーがいたとしたら、その人はきっとスゴイ人にちがいないっ! しかし、黒くないと、このテのものの雰囲気は出せないのかもしれない・・・。
[PR]
by la37_losangeles | 2005-09-21 04:18 | パフォーミング・アーツ